麻生姉の遠州からこんばんは

遠州地方在住の旅行ライター麻生のつれづれ旅日記

祝!国指定史跡! 鳥羽山城跡の紅葉状況は…

こんばんは。

昨日、鳥羽山城跡へ紅葉を観に行った麻生です。

 

結果、早すぎ。

まだまだでした。

この様子だと今週末…いやいや12月第1週くらいが見頃なのかも。

しかし、見頃の時期に行きたいけど行けるかどうか。むむう。

 

以前は桜の名所

 

すぐ隣?の二俣城跡とともに、国の指定史跡になった鳥羽山城跡。

ん? 「なった」でいいのよね!? 「なった」ということで話を進めます。

 

なぜ「すぐ隣?」と「?」を付けたかと言うと、今は地図上では隣同士に見えるけど、実は築城した頃にこの2つの城の間には二俣川が流れていたから。

二俣の市街地を大きく蛇行して流れていたため、かつては氾濫が度重なっていたのです。

今の流れは改修されたもの。

詳しいことは、いつか書けるといいなあ…。

 

と、二俣川は置いといて。

 

鳥羽山城跡は以前は「桜の名所」として知られていました。

ところが桜が老木となり花の勢いが衰え。

そうこうしているうちに船明ダム湖畔に植えられた桜が成長し。

「桜まつり」の会場も、数年前からダム湖畔に移ってしまったのです。

 

その代わり、といってはナンだけど、楓や紅葉が成長し、今では隠れた紅葉の名所に。

なんでも「大手門付近の紅葉が素晴らしい!」とのこと。

そう聞いたら一度は観てみたいもの。

ということで昨日、早速出掛けました。

 

結果、まだこんな感じ。

 

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ようやっと色づき始めた頃なのかな?

紅葉は仕方ないとして、そのまま本丸周辺を歩いてみることに。

 

土塁の上、歩けます

 

鳥羽山城跡は本丸を中心に土塁が築かれ、その土塁とさらに石垣の保存状態がなかなか良くて。

本丸を囲むように土塁が巡っているんだけど、その土塁上をほぼ1周できます。

 

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これは門の上部分。

土塁と繋がっているのでこの上も歩けます。

 

門はこちら。

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野面積みの石垣は保存状態も良好♪

どこ産の石を使ったかは、あとで調べようっと。

 

展望台からは眼下に天竜川の流れも見え、それはそれは良い眺望。

あ、この天竜川の流れも築城当時とは違っていて、あの頃は大天竜と小天竜の2つの流れがあって…ということも、いつか書けるといいなあ…。

 

てなわけで、さくっと本丸を1周。

帰りは大手門から大手道を。

大手門も広いけど大手道の道幅も広っっ。さすが迎賓施設。

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鳥羽山は標高108メートル。

山頂付近までは車で行けるので興味のある方はぜひ♪

 

なお、城周辺の草刈りなどは地元のボランティアの方によるもの。

ありがとうございますm(__)m